入院費が高いと思っている人必見!内訳を知って上手に節約!

目次

入院費を節約したい!入院費の内訳を解説

K子

こんにちはK子です。

私はこれまでに何度も入院しました。

  • 持病(膠原病SLE)での入院 約30日間
  • 薬の副作用での入院 約30日間
  • アレルギー性肺炎での入院 約10日間
  • 髄膜炎での入院 約14日間
  • 普通分娩での入院 約7日間
  • 緊急帝王切開での入院 約10日間
  • 出産前の管理入院 約30日間

ざっと思い出しただけでもこのくらいはあります。

入院すると、気になるのが入院費です。

できれば入院費は安くしたいです。

ここでは

入院費の内訳

節約のポイント

この2点について説明していきます。

K子

入院費節約のヒントになると嬉しいです。

この記事でわかること

入院費の内訳がどうなっているか。

入院費を節約するポイント。

あくまで私の私の経験による一例です。病院や病状によっては同じようにならない可能性があります。

主な入院費の内訳

入院費の内訳の解説です。

入院してかかる費用はこの通り

入院費=医療費+食費+その他費用

医療費

上限あり ある程度金額が予想できます

食費

一食460円。安くできません。入院していなくてもかかります。

その他費用

意外と医療費より高くなる可能性あり。ここが節約するポイント!

詳しく解説していきます。

医療費

高額療養費制度で一か月の医療費の上限があります。

そのため、いくらかかるかある程度予想ができます。

高額療養費制度の例
  • 69歳以下
  • 年収約370~約770万円 (健保:標報28万~50万円 国保:旧ただし書き所得210万~600万円)

こんな方は一か月の上限額は80,100円+(医療費-267,000)×1%円になります

医療費の総額(10割)が100万円だった場合

高額療養費制度を利用しない金額(3割負担)

100万円×0.3=30万円

高額療養費制度を利用した金額

80,100円+(100万-267,000)×1%=87,430円

年齢や年収によって金額が変わりますが、かなり安くなりますね。

入院すると、医療費は一か月の上限額までかかると思っておくといいでしょう。

注意点は、一か月ごとの上限額ということです。

例えば、2週間入院の場合

2月1日~2月14日まで2週間入院

上限額1か月分

87,430円

2月22日~3月7日まで2週間入院

上限額2か月分

87,430円×2=17万4,860円

同じ入院期間でも、

同じ月内に退院すれば医療費は1か月分です。

月末に入院して、月をまたいで退院すると医療費は2か月分かかります。

入院のタイミングを調節することはできませんが、医療費を計算して退院の時に焦らないようにしましょう。

高額療養費制度の利用方法は、

支払い窓口で直接制度を利用して清算してもらう方法

支払い窓口では3割の額を払って後日に差額を返金してもらう方法

この2種類があります。

詳しくは皆さんが加入している公的保険(各健康保険組合や市町村国保)に問い合わせてみましょう。

高額療養費は年齢や年収によって金額が変わります。

難病の場合は受給者証を必ず申請しましょう。

食費

一般世帯の場合、入院した時の食費は一食460円です。

一日3食なので、460×3=1380円/日

例えば、20日入院した場合

460円×3×20日=27600円

入院費の中で食費は安くできません。

入院しなくても食費はかかるので、食費の節約は諦めましょう。

その他費用

その他費用が節約のポイントです。

その他費用とは、入院生活を快適に過ごすための費用です。

その他費用の一例
  • 差額ベッド代(有料のお部屋代)
  • 先進医療にかかる費用
  • 冷蔵庫代
  • テレビ代(テレビカード代)
  • タオルやパジャマなどのレンタル代
  • 洗濯代(コインランドリーや洗濯サービス)
  • おやつ飲み物代 など

なくてもいいけど、あった方が便利で快適ですね。

費用がいくらかかるのか気にしなければ快適に過ごせますが、入院費が高額になるでしょう。

逆に、全く費用がかからないように全部節約すると、入院生活が辛く感じるかもしれません。

要するに、

医療費と食費で入院費の最低金額を確認して、プラスいくらまでその他費用をかけられるかを認識することが大切です。

例えば入院20日間の場合

入院費総額の例 

37万5,030円

最低限の入院費

合計11万5,030円

医療費

高額療養費制度87,430円

食費

460×3×20日=27600円

その他費用

合計26万円

個室代10000/日×20日=20万円

テレビ、冷蔵庫代1000/日×20日=2万円

パジャマ、タオルレンタル代1000/日×20日=2万円

下着などクリーニング代500/日×20日=1万円

おやつ飲み物代500/日×20日=1万円

見てわかるように、その他費用をいくら使うかによってかなり金額が違います。

節約できるポイント

節約できるのは入院費のうち、その他費用の部分です。

その他費用を節約するポイントは、

代用できる方法を探すことです。

節約一例

個室代金

無料の大部屋で。

イヤホンや耳栓を駆使して夜を乗り切る。

結局大部屋もカーテンで仕切られているから個室みたいなものだと考える。

テレビ、冷蔵庫代

テレビは見ない。

スマートフォンやタブレットがあれば、ニュースも見れるし、ドラマ、バラエティ、何でも見れる。(TVerは優秀)

冷蔵庫も使わない。

冷蔵庫で冷やさなきゃいけないものある?飲み物は常温でOK

パジャマ、タオルレンタル代・下着などクリーニング代

家族に洗濯を協力してもらいましょう。

家族が病院に来られない場合は、自分のパジャマ、タオルを3セット用意して数日に一度、最低限の回数で病院のクリーニングサービス(コインランドリー等)を利用しましょう。

おやつ飲み物代

全くなしだと息が詰まるので、リラックスもかねて自分で調節しましょう。

食事制限がないかはきちんと確認を。

ケチケチしすぎても入院生活が辛く感じてしまうので、何が必要か考えて使いましょう。

退院の時の清算で思ったより高額だった!とならないように気を付けましょう。

まとめ

ここでは

入院費の内訳

節約のポイント

この2点について説明しました。

入院費の内訳

入院費=医療費+食費+その他費用

節約のポイント

節約できるのは入院費のうち、その他費用の部分。

ケチケチしすぎても入院生活が辛く感じてしまうので、何が必要か考えて使いましょう。

短い期間の入院の場合やその時の病状によっては、節約は考えない方がいい場合もあります。

しかし、長期間の入院や繰り返しの入院の場合は、入院費が高額になると大変です。

入院費の内訳を意識しておくと、退院時の清算金額が大体予想できるので、金額の心配が減少します。

退院の時の清算で思ったより高額だった!とならないように気を付けましょう。

K子

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました。

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